ちえのひとりごと

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zoom RSS 社会保険労務士連合会の司法研修・・・雑感

<<   作成日時 : 2005/03/30 07:20   >>

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2月、3月と社会保険労務士会連合会が主催する司法研修第2ステージに参加しました。
労働問題で著名な弁護士が、衛星放送で全国ネットで講義を行ない、大変内容の濃いものでした。
(第1ステージとは大違い!、普段なら半日でも何万円もかかる講演をするような講師陣が、5日間で4万5千円で受講できるなんて、それだけでラッキー!!)

しかし、今回は「個別労働関係紛争解決促進法」の紛争調整委員会による”あっせん”をメインにお話がなされましたが、ちょっと疑問!!!
確かに、法律根拠も必要ですし、裁判がどのように進められるかを知らなければ、裁判外紛争処理なんてのはできないとは思いますが、だからといって、裁判外紛争処理も裁判と同様にもっていくのはどうよ?!と感じました。
裁判と裁判外紛争処理の最大の違いは、判決で勝ち負け、白黒決着つけるのが裁判であれば、当事者間の歩み寄りによる合意が裁判外紛争処理。これを忘れては「合意形成」まで行きません。

本当に我々が勉強すべきことは、傾聴技術(クライエントとの信頼関係を構築し、事件そのものの背景をよく知るため)と交渉術(相手を納得させる技術)だと思うのです。
弁護士と同じことやるのなら、弁護士になればいいでしょう?
弁護士との差別化を図るのであれば、人事労務のスペシャリストたる社会保険労務士しかできないことをやらなきゃ☆

個人的にはこの研修で、「あっせん」を理解してもらうのは無理だと思いました。
弁護士の視点でのお話だったからです。なので、内容自体は高レベルでよかったですが、個別労働関係紛争解決促進法のあっせんの研修としては、ちょっと・・・不満が残りました。
多くの社会保険労務士が、この研修で「あっせん」を理解されると困るな・・・と、総合労働相談員として強く感じます!

「あっせん」は強制力も、執行力もないもの、だからこそ、自分自身の非も認めた上で、相手との歩み寄りを図る制度です。それを、自分のほうに非があっても、決して相手には出さないことです、というのは、それは「和解」の趣旨から外れてしまうのです。それは「裁判」でやることではないでしょうか?相手の欠点、非をあげつらえることではないのです。

本当に個人的な意見ですが、事例研究としては、興味深いですが、「あっせん」の勉強だとは思えませんでした。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは、ちえさんが変わらず前進しつづけてる様子が
わかってホッとしました。そして職場も一緒なのですね、
わからんわからん言ってたので、気になってました。
カゼは治りましたか?
みわ
2005/04/01 23:32
みわちゃん、ありがとう。風邪はもう大丈夫です。でも、忙しくてフラフラです。昨日も帰りの地下鉄で眠ってしまって、環状線を2周してしまいました。ほとんど午前様。。。本当に今日はいい休養日です。
ちえ
2005/04/02 13:14
4月から異動で、少し近くなります。よろしくお願いいたします。
実際に社労士会の主催でも、講師に『このようなテーマで』と依頼を
できても、内容までは踏み込めないのが現状と思います。ある意味、
弁護士的な視点、発想に触れられたからこそ、あっせん制度と訴訟の
違いがはっきりと差別化できるように思います。
あなたの立場だから、この先できることがあると思います。
現職の一人として、話せる機会を持てることを楽しみにしています。
あずみ in KOBE
2005/04/03 00:00
ご無沙汰しております。あずみさま。異動ですね。書き込みありがとうございます。この辺のお話もいろいろとしたいですね。また、お目にかかるのを楽しみにしております。
ちえ
2005/04/03 04:46

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